過去作品

高校時代、部活動で制作したイラストや大学の勉強の合間を縫って制作したイラストなどの紹介ページです。

今回は高校時代所属していた漫画研究部で行っていた活動を紹介します。

前提

前々回の投稿では部活動でコンクールに応募する作品を毎年作成していたことを紹介しました。それとはまた別で文化祭の時に配布、もしくは販売する同人誌の製作も展示用のイラストと同時進行で描いていました。同人誌の制作自体は1年生の時はコロナ禍の影響でできなかったため2年時からの紹介となります。

2年生時

2年生の時に文化祭で配布する同人誌の製作を行いました。しかし、印刷所との連携の問題上、完全な本にすることはできず、ホッチキス止めをした小冊子形式のものを配布しました。また、他の部員たちも漫画が描きなれていなくて作品数が少なくなったため部活動のOBの作品も掲載することである程度の厚さにすることにしました。

当時は私もあまり他の部員(特に他学年)と交流ができておらず、アドバイスもできなかったのが悔やまれます。その分、私自身は夏休み中に自主的に部室に行き、制作を進めたことで無事に期限に間に合わせることができました。

実際に作成した漫画はこちらです。

3年生時

三年生の時は前年の制作で学んだ「自身の漫画を描く速度と締め切りまでの関係」と反省点として挙がった「他の部員への声かけ」を主軸にして2作品の制作に挑戦しました。1つは前年と同様のアナログでの制作でしたが、もう一つはデジタルでの制作を選びました。現代ではイラストだけでなく漫画もデジタルでの制作が主流になってきているためアナログで制作をするとトーンをあまり使用できないという問題点がありました。部室にはトーン素材がありましたが、かなり数が限られておりもっと凝ったものを作りたいと考えていた私には物足りなく感じたためデジタルに移行することを決意しました。

実際、制作は学校での部活動中はアナログ作品の制作を進め、帰宅後はデジタル作品の制作を行うという形で行っていました。部活動中は自身の制作も進めつつ他の部員が困っていたら部長として相談に乗ったりアドバイスをすることを心掛けていました。具体的な内容としては「コマ割りの方法」といった基礎的なことから「構図が似通ったようにならないようなカメラアングルの変更とそれに伴う作画方法」などのアドバイスを行いました。教えている最中、真剣に私の話を聞いてくれたおかげで、アドバイスをするのがとても楽しかったです。

同人誌の表紙は基本的に掲載している漫画のコマを無作為に抜粋してコラージュのように配置していました。しかし、部活動の顧問の先生から「今年も表紙の制作を頼んでもいい?」と勧められ、私自身も最初で最後の部活動での同人誌制作だったため快く引き受けました。前年はツインテールの可愛らしい女の子だったためこの年はかっこよさに全振りした表紙にしたいと考えたため龍(辰年のため)とスーツ姿の女の子を描きました。
どちらの表紙もアナログでの制作ですが、3年生時は情報量を増やしたく線を多く描いたためかなり大変でした。
各漫画のリンクはこちらです。アナログ デジタル

自分の制作した漫画が本になるのが嬉しく、実際に漫画を読んでくれた人からの感想を聞くことができたのも良い経験になりました。部活動での活動はあっという間でしたが漫画の制作を実際に体験でき入部して良かったと心の底から思いました。また、制作を通じて自分の技術の現状を知ることができたのも大きく、また機会があれば個人で漫画の制作を行いたいと感じました。

CATEGORIES:

高校時代

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です